性同一性障害がわちゃっとしとる。

福井県にいるごくごく普通の35歳メンズ。ちょっと違うのは元レディ。

僕、左の乳首ありません。胸の修正手術で壊死した話。③

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僕、左の乳首ありません。胸の修正手術で壊死した話。①
僕、左の乳首ありません。胸の修正手術で壊死した話。②

今回の記事は
「僕、左の乳首ありません。胸の修正手術で壊死した話。② 」
の続きのお話になります。

※実際の患部の写真をそのまま載せています。
 お見苦しい点がございますがご了承くださいませ。

抜糸の為に来院

抜糸をして終了のはずが診察の結果、血が溜まっているということなので血を絞り出してもらい、その際に傷口が開いたので改めて縫い直すことに。

 

クリニックはその日で終了。
もうお世話にはなれないので溶ける糸を使用することに。
その時、閉院するクリニックを選んでしまったことを大きく後悔することになりました。

 

糸。
細い糸が片胸分しかないので左右で違う太さの糸を使って縫合。

 

そしてこれが一番の地獄だった…。
麻酔があまり効いてない状態での縫合。

 

本当は麻酔をしたかどうかすらわかりません。
もしかしたら麻酔をしていなかったかもしれない。

 

麻酔の注射をした覚えも「する」と言われた覚えもない。

 

「傷口を縫うから」とだけ言われてひたすら痛みに耐えていた時間は
本当に地獄でした。

 

僕は元々麻酔の効きにくい体質で痛みに鈍感だと思ってます。
以前、虫歯の治療をしていた際も痛いなと思いながらも最後まで治療をすませ、治療が終わった後に先生に「もしかして麻酔効いてなかった?」と聞かれた位。

 

麻酔が効いていても痛いんだなと勘違いしてました。
そういえば以前、胸の手術(乳房切除)をした時も麻酔が効きにくかったって聞いたような…。
今回の修正術の際も、麻酔が切れるのが早かったし効きにくかったと後で聞きました。

 

痛みに対して鈍感(であろう)僕でも、今回の縫合の痛みは耐えがたい位の痛み。
痛いとはいえ、途中でやめてもらうわけにもいきません。
途中、看護師さんが「痛い?大丈夫?」と声をかけてくれたのでそこで初めて「かなり痛い」と痛みを訴えてみたけれど、先生から帰ってきた言葉は

 

 

あと少し、我慢して。

 

 

なるほど、やはり我慢していないといけないんだなと。
後で思うと、閉院するから麻酔もないんだろうなと思いました。

 

針を刺す痛み。
糸が通る痛み。
また針を刺す痛み。

 

後何回繰り返せば終わるだろう。
ずっとこの言葉ばかり考えていました。

 

やっとの思いで縫合が終わり、今後の説明を受けてクリニックを後にしました。
ちなみに、今回の縫合や出してもらった薬などの代金は前回支払った料金に含まれるようなので今回はお金を払うことはありませんでしたよ。

その後、仲介業者さんの対応

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その日のうちに仲介業者の担当の方に診断結果(今回血が溜まっていたこと・縫合しなおしたこと)を報告させ頂いたのと共に、今後また血が溜まることが無いのかどうか不安になりその質問もさせてもらいました。

 

クリニックがその日で閉院なので担当の方に質問してみるしかなく
「もし分かるのであればで大丈夫です」と文面に加えてメールを送りました。

 

結果、担当の方自身ではどうなるかはわからず安静にした方が良いとの言葉を頂きました。
担当の方も医師ではないので当然だと思う。
でも僕はそれ以降の文面に少し憤りを感じたんです。

 〇〇クリニックは閉院となりますが、〇〇先生は引き続き「〇〇クリニック」に就任されます。
その後の処置は、この〇〇クリニックにて受け入れ可能となりますので、ご安心くださいませ。
何かあれば、いつでも連絡くださいませ。

 

僕は前回のメールで「もし分かるのであれば」と付け加えて不安点を質問しました。
仲介業者さんと先生とは今後はお付き合いがないと思ったからです。
今後も先生とお付き合いがあるのなら連絡先は知っているはずです。
「何かあればいつでもご連絡ください」

 

でも、何かあってからじゃ遅い。
「何か」が起こってほしくないので今後血が溜まることがないかどうかを質問したんです。

 

今回の手術先は福井県からは新幹線でも4~5時間。
時間や金銭面でも楽ではないんです。
働いているので当然職場にも休みを頂かないといけない。
今回、溜まった血を抜いて縫い直したので予定よりも大幅に休みを追加で頂かないとならなくなりました。
でも、これは僕の体のことなので仕方ないです。
でも、これ以上職場に迷惑をかける事は出来ない。

 

今後、血が溜まる可能性があるなら溜まらないように対策をしたり患部に影響がでないように気を付けるべきことがあるならと思い、病院自体は閉院してしまったので分からなければしかたないとダメもとで質問をしたんです。

 

連絡が取れる状態ではあるのだなと思いました。
でも、新しい病院に転院されるとのことなので今は忙しいのかなと思い
「先生が就任次第連絡を取って頂けるという事でしょうか?」と質問しました。

 

結果「先生とは連絡が取れる状態なので何かあれば連絡をください」
あぁ…僕の血が溜まる事への不安を今聞いては頂けないんだなと思いました。

 

連絡が取れる状態なら僕が質問させて頂いてる時点で先生に連絡を取って頂きたかった。
「何かあれば」簡単に診て頂ける環境ではない。
距離も、時間も、お金も。
でもこの理由は全部僕の事情。
だからこそ、これ以上何事も起こさない為にも質問をさせて頂いたんです。

最も恐ろしかった瞬間

血が溜まることへの不安感の解消は諦め、その後シャワーを浴びる際でした。
僕は患部に血が溜まる以上の恐怖感を抱くことになったのは。

 

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右胸は乳首はあるけれど表面がぼこぼこしている状態。
左胸は右に比べて出血していてガーゼも固まっていてシャワーを当てながらガーゼを取ってやっと取れたと思い目に入った光景が写真の患部。

 

乳首があるはずであろう部分の横に黒いかさぶたのような物が付着している状態。
形的にこの黒い塊が乳首なのではないのだろうかと言う不安。

 

色んな考えが頭に浮かびました。
でもその考えはすべて、現実を拒否する為に浮かんでくる言葉たち。
本当は患部を見た瞬間、現実はわかっていたはず。
でも、それでも僕の脳みそはこの結果を言葉として受け入れようとしませんでした。

 

壊死してしまっただなんて。

 

すみません…。思ったより長くなってしまったので、後1記事お付き合いくださいませ。