性同一性障害がわちゃっとしとる。

福井県にいるごくごく普通の35歳メンズ。ちょっと違うのは元レディ。

手術なしで戸籍の取り扱い変更に関するしば犬の考え

 

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手術はお金も体にも負担がかかるとても大変な事柄ですよね。
性同一性障害という診断された人の中には、色んな理由で手術を望まない人がいます。
お金だったり体だったり、そもそもそこまで望んでないって人もいます。

 

そんな人たちにとっては「戸籍の取り扱いができない」
これが、現状なんですよね。

 

※しば犬、あれやこれや真剣に考えて書きすぎて文章長めです。
 申し訳ありません…。

 

 しば犬の考え

手術は確かに大変。色んな面でほんと~に大変。
なぜここまで大きな負担を強いないと自分のあるべき姿で生きられないのか。
とても悔しいやら悲しいやら…そんな気持ちで押しつぶされそうに過ごしてた時期が僕にはありました。

 

まぁそれでも…以前は(FTMの場合)陰茎作成までしないと戸籍の変更が認められなかったからそれよりは変更しやすくなってはいるんだけけどね。

 

だから、手術を受けたくても受けれない人がいる中で「手術なしでの戸籍の取り扱い変更」を許可してもらえるのは当事者にとってはとても喜ばしい事だよね!

 

だから「よし!じゃあ許可しよう!」って出来るかっていったらそうでもなくて。
「手術なしで戸籍の変更を許可することで問題点はないか」ってのを考えるのも大事だと思うんだよね。

しば犬が考えた疑問点

さて。じゃあ、手術なしで性別変更を許可した場合何が基準になるのかな?って思って。

手術の1歩前だとしたら「ホルモン注射」その前だと「性同一性障害という診断」

 

カウンセリングで「性同一性障害ではありません」って診断されることってあるの?」でもちょっと取り上げてる「診断されたいから話を盛る」パターン。

 

診断されなかったら怖いから盛って男らしさをアピールしたり、勘違いや思い込みをしてしまっていたり。
だますつもりなんてなくても、不安な気持ちがあって無意識にやっちゃうこともあるんだよね。実際。

じゃあホルモン注射?

では、ホルモン注射を投与していたら戸籍の変更を認めるとしたら?
ホルモン注射もやめようと思ったらすぐにやめる事ができる治療なんだよね。

 

ホルモン注射さえ打たない様にすれば、時間が経てば元の体つきなどに戻っていくし、FTMであれば生理だって再開する。

 

もしそんな状態で戸籍を変えたとして、のちに「やっぱり自分は違うかも…」ってなったらまた戸籍変えるのだろうか?

戸籍変更の敷居が低くなる?

もちろん、誤診だったり思い込みだったり、ホルモン注射を途中でやめたくなる人ばかりではないと思うよ?

 

 ただ、僕は戸籍の取り扱いの変更だけを理由に手術を行ったわけじゃなくて、自分の体に耐えられないから手術を行ったんだよね。
だから、ちょっと「手術までは望んでいない」って人の気持ちがちょっとわからなくて。
あ、わからないってのは「理解できない」って意味じゃないよ。

 

でも、女性的な体では生きていたくなくて手術をして女性特有の「胸や子宮」を切除するってまでの強い嫌悪感があるからこそ、そこまで思いが強いから「戸籍の取り扱い」の変更を認めるもんなんだろうなって思ってたんだよね。

 

診断<ホルモン注射<手術

 

って感じでやっぱり気持ちの度合いって変わってくると思うんだよね。
手術は値段や負担など大きい分、そんだけ真剣度は違う。
※色んな理由で手術が出来ない方に真剣さが足りないって意味ではありません。

 

真剣度っていうか、難易度のほうが良いかな。
性同一性障害って診断は、「診断を受ける」だけなのでその後どうするかは自分の意思で考えて治療をするなり何もしないを選べる。
ホルモン注射もやめようと思えばやめれる。

 

そんな「したりしなかったり」できるものを判断の物差しにはしてほしくないなって僕は思ってます。
戸籍ってそんなころころ変えて良いもんじゃないしね。

 

生殖器的な問題

 

このコメントでも頂いていたのですが「公共の場」例えば銭湯などでの問題や生殖に関する問題はやっぱり発生しますよね。

 

銭湯に行くとしたら胸とかを隠しながらお風呂に入るのかな。
それもちょっと変な感じだよね。

 

手術が受けたくても受けれない人がいるのも事実

色々言ってきたけど、そう言うのってどうなのかな~っていうしば犬の考えた疑問点の1つであって、そいうい人が多いかどうかもわからないしね。
その「多いかわからない」って事で多くの人が縛られるのはつらいことだね。

 

体の問題よりも「心」を重視すべきだって思うし。

 

でも軽々しく考えるんじゃなくて、自分の「心」について慎重に考えてほしいなっては思います。

 

戸籍の変更をしたくて手術をしたくても出来ない人はやはり苦しんでいると思います。手術は難易度が高いし、日本では順番待ちもあり手術を中々受けれない。
そういった人が手術をするには「タイに行く」という選択になってしまいます。

 

そして手術は保険が適用されないのでかなり高額。
FTM(女⇒男)の手術費用っていくらかかるんだろうって改めて考えてみた話【乳房編】
FTM(女⇒男)の手術費用っていくらかかるんだろうって改めて考えてみた話【内摘編】
FTM(女⇒男)の手術費用っていくらかかるんだろうって改めて考えてみた話【陰茎編】
それぞれの記事で取り上げた通りとても高額。

 

病気だったり高齢だったりで手術を受けたくても受けれない人もいます。

 

手術を「戸籍の変更」の基準にするのは確かに敷居は高いと感じます。
だからといって敷居が低くなりすぎても良くない問題。
僕の考えが堅すぎるんだろうな~って気持ちもあるよ(笑)

海外では認められている

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とはいえ、海外では手術なしで戸籍の変更を認めている国もある。

・アメリカの1部の州
・イギリス
・アルゼンチン
・デンマーク
・ノルウェー

日本も海外を見習って、性同一性障害に対しての受け入れがもっとオープンな感じになったら色んな問題ももっと重々しくなく考えられるだろうな~って部分はあるよ。

 

公共の場の問題にしても、初めはびっくりするかもね。
でもそのびっくりが「ごく当たり前」に変わればなんの問題もないわけですよね。

 

ほんの数年前に比べたら、日本もだいぶ認知度が進んで過ごしやすくなってきてるんじゃないかな?
でも海外に比べたらまだまだってことなんだろうね(笑)

 

結局、的確な答えは見つからなかったけど僕たちに対するびっくりがごく当たり前になる日常が早めに訪れるといいよね。