性同一性障害と僕。

福井県にいるごくごく普通の36歳メンズ。ちょっと違うのは元レディ。

「彼らが本気で編むときは、」がレンタル開始になるので感想を述べてみた話

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ジャニーズだよ!写真載せても大丈夫!?って思いながら画像貼り付けたんだけどね(笑)

 

「彼らが本気で編むときは、」は今年2月に公開されたLGBTをテーマにした映画です。LGBTだけでなく「家族の在り方」に関しても描かれてます。

 

テーマもテーマなのですが、第67回ベルリン国際映画祭で日本映画としては初の「テディ審査員特別賞」と「観客賞」を受賞して話題になったんだよね。

 

テディ賞ってなんだってばよ

LGBTをテーマを対象に選出される賞の事だよ

そんな「彼らが本気で編むときは、」のDVD・BDが発売&レンタル開始になるので僕が思ったことや感じたことを完全じこちゅーでお話していきますよ。

 あらすじとかって正直どこでも読めるだろうから

あらすじも書こうかなと思ったんだけど、ありきたりになっちゃうだろうな~って思ったから予告編の動画だけ貼っとくね。

率直な感想を述べると

 

や、結構よかったよ!?
っていうこの上なく平凡な感想しか出てこないよ。良い意味で。

 

LGBTに関する内容とプラスして親子関係についても考えさせてくれる映画。
真に迫ってる映画なんだけど、そういった感じが前面に出すぎてる訳ではなく日常風景のほんわかしたゆるい感じで話が進んでいくので入り込みやすいんじゃないかなって思うよ。
下ネタも含まれててちょっと笑える箇所もあるしね(笑)

当事者役が生田斗真さんだから良かったという点がある

この物語の主人公「リンコ」はLGBTの当事者。
男性として生まれてきたけれど、女性の心を持った方です。

 

こういう場合って、漫画とかでは人物の外見が女性よりで描かれてしまっていたり、女性に近い男性が役を演じてしまうと現実味がなくなっちゃうんだよね。

 

でも、今回の生田斗真さんはもう「男」なんだよ(笑)
男っていうか「元々男」っていうのが伝わってくるの。
背が高いし、体は骨ばっていてがっしりしてるし顔はイケメンだし(笑)

 

あれ?男性?っていう違和感が出ていなければこの作品の本来の大事な部分は成り立たないんだよね。

 


でもね、正直もんのっすごく綺麗で美しいから!

 

 

この点がほんと生田斗真さんすごいなって思った。
この役の為に色々努力なさったみたいなんだよね。

 

ちょっとうろ覚えになっちゃうけど、お肌を綺麗に見せるためにエステに通ったり知り合いのLGBTの方に話を聞きに行ったり、LGBTの方々の前で色々動作をしてみて助言を頂いたり。
演技中も手のひとつひとつの動きに気を配って、血管が浮き出ない様に気を付けたりとか。

 

「リンコ」と言う一人の女性を演じるための努力は惜しみなかった様だよ。

 

そしてやっぱりリンコに感動する

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リンコは本当に「気持ちの強さ」を持っている女性だと感じます。
そして強さだけじゃなく「母性」あふれる女性です。

 

周りからの様々な偏見や理解してもらえない現実に対して素直に受け止めて飲み込んで過ごしています、怒りをあらわにすることもなく。
そして母親から愛情をもらう事が出来ない状態のトモ(リンコとマキオと一緒に暮らすことになる子供です)の心の支えにもなっています。

 

周りからの偏見を受け止めるのは本当に軽いものではないんです。
それだけの心の強さを持つリンコがとても印象的だった。

優しさと強さを持てたのは母親の影響もあるんだなぁ

リンコの母「フミコ」は、無条件にリンコを受け入れました。
本当に無条件。

 

リンコに対して発生した学校でのいじめや学校の無理解。
学校に呼び出されて色々言われても必ずリンコの気持ちを一番に考え、それに対して苦しんでいるリンコに何を聞くわけでもなく問い詰めるわけでもない。

 

悲しむリンコから発せられた言葉だけですべてを理解し、納得して、リンコを受け入れて今までと変わらない愛情で接して、時にはリンコが望んでいるだろうことに対して真剣に向き合って協力してあげるフミコ。

 

こういった母の存在、愛情に包まれてそだったからこそリンコと言う強く優しい女性が育ったんだろうなって感じるよね。

 

フミコのリンコに対する愛情は、作品の中で初対面のトモに対して発せられた一言で十分伝わってくるよ。
どの言葉か見つけてみてね(笑)

リンコさん(生田斗真さん)とマキオ(桐谷健太さん)の関係が良い

当然ながらこのお二人はお付き合いをしている訳で、将来も見据えてます。
周りから見たら不思議なカップルに見えることでしょうね。

 

もしあなたがそんなカップルを見かけたらどう思う?

 

 

「うわ。あれって男同士じゃね?」
「片方ヤバくね?女装してるじゃん。気持ちわりぃ」

 

 

や、あなたはこんな事思わないって思うけど(笑)
でも、やっぱ世間からみるとこういう感想を持つ人ってたくさんいるんだよね。

 

こんな感じの感想をもってしまう方には是非、物語のなかでマキオがトモに「リンコとの関係について」語っている言葉を聞かせてやりたいもんです。

 

なんていう言葉かこの場でお伝えしたいんだけど、せっかくなら是非作品を見てどの言葉か推測していただけたら嬉しいな~と思っております。

 

あ、やばい。記事長いじゃん

ちょっとまだ感想あるけど、あんまり長いと読むの大変ですよね(笑)

 

この作品のタイトルでもある「彼らが本気で編むときは、」にもある通り、リンコは作品中「ある物」を編み続けているんだよね。

 

いったい何を編み続けているのか、そして「本気で編むときは」どういう意味合いなのか。
そして物語の最後にリンコがトモにプレゼントした「あれ」に込められた気持ちは…。

 

色々感じ取りながら見ると、とても感動しますよ。