性同一性障害がわちゃっとしとる。

福井県にいるごくごく普通の35歳メンズ。ちょっと違うのは元レディ。

性同一性障害な僕がお胸を取った(乳房切除の)手術をした時の話【当日編】

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さて今回は僕が乳房切除術、つまりお胸取っちゃったって時のお話をしていこうと思います。
体験談を書こうと思ったんだけど、退院までの記録が残ってなくて途中までの体験談です。
途中までの体験談なんていらないかもしれないけど(笑)

 

この記録は2006年頃に当時しば犬が更新していたHPの記事を転載したものになります。
過程も2006年当初の事になりますので現在は手順などが変更されている可能性があります。
※おそらく現在は簡略化されている可能性はあるかと。
あくまでもこういう具合に進めていくという知識を身につける・参考にするという思いで読んでいただけたらと思います
質問やご相談は気兼ねなくフォームから送って頂けたら できるかぎり返信させて頂きます。

手術の方法を選んだ時(超うろ覚え)

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乳房切除の為の術式は何種類かあります。
この辺に関しては後日、ちゃんとまとめて記事にしたいと思ってます!

 

僕の場合、術式を話し合って決めていたのですが前日になって術式が変更になりました。
僕はちょっと胸が大きめだったのですが、決めていた術式だと1回では脂肪が取り切れず残ってしまうかもしれない。でも傷口は目立たない方法。

 

先生が新たに提示してきた方法は1回で脂肪は取り切れると思う。でも初めに決めていた方法よりは傷口は広くなる方法でした。
しかも、過去に行ったことのない術式で先生も初めて行う方法だというから悩むよね(笑)

 

しかも僕の胸は「漏斗胸」と言って胸と胸の間がへこんでるんだけど、その形状が理由でちょっと手術がしにくいらしい。

 

遠方だし2回手術するのも…と思ったので、新しい術式をお願いしました。
(この決断、後でものすごく後悔することになったけどね)

手術当日

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6時過ぎに起床
手術は8時頃開始と聞いてます。
歯を研いてトイレを済ませて…めざましテレビを見ながらのんきに手術待ち(笑)


8時前に看護師さんが来て手術室に向かう時間と着替えの説明などを聞く。
使い捨てパンツと手術着に着替えコンタクトやピアスなどの装飾品を全て外してぼーっと待ってました。

 

8時10分頃迎えが来て手術準備室へ。
名前などの確認、説明を受けキャップをかぶって手術室へ。

 

ベットに横になるとちょっと周りが慌ただしくなる。
手術の準備が進んでるんだろうな~と思いながらもコンタクトを外しているので何も見えず。
心電図の線や色々な物を体に付け点滴を手首付近の血管に刺して準備完了。

 

いよいよ麻酔。
酸素マスクらしきものを口に当て深呼吸…
2回目ちらっと目を開けると視界がくらっとして3回目の呼吸後…記憶なし

 

次の瞬間には手術は終わっていて名前呼ばれてた。恐るべし麻酔の威力。
ちなみに全身麻酔です。

手術終了

名前を呼ばれ目を開けた瞬間喉に通っていた呼吸器の管を抜かれる。
うっすらとした意識の中、具合を聞かれたんだけど
とにかく気分が悪かったのでそれを伝えると左肩に注射を打たれる。
後で知った話…術後結構熱があったみたいです。

 

回復室に移動して経過を見る。
1~2時間で病室に戻るらしいけど実際どんだけ居たかは不明。
管を通していたからか喉にタンが絡んだ感じが消えず気持ち悪かった。
違和感がずっと残ってたんだろうなぁ。

症状が落ち着き病室に移動

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(あ~懐かしいなぁ。病室こんなんだった~笑)

 

移動中看護師さんと多少会話する。
少しはしゃべれる位は回復したらしい。

 

部屋に着いた時には母と叔母が居たからびっくりした。
看護師さんから術後の経過について説明受けてた。
ベットに寝かせてもらう。


体にはドレーンの管、点滴、尿道の管、足にはマッサージ機。
手術が終わって病室に着いた時間は午後4時半頃。

 

まだ麻酔が残ってたし少し眠り午後6時に夕飯。


まったく食欲の無い

 

少しでも食べた方が回復が良いからとの叔母の言葉から口に運ぶが…気持ちが悪い。
ほんの少ししか食べられずすぐ吐き気が来た。

 

結局ほとんど食べられずに、後の時間は寝ては起きるの繰り返し。
1~2時間おきに看護師さんが様子を見に来てくれる。
いろんな管に繋がれ自由のきかなさに多少うんざりしはじめる。

 

気分の悪さが消えないので寝る前に吐き気止めを点滴から体内に注入してもらうと効き目は抜群!
吐き気は治まったものの、麻酔が切れたのか体のだるさが強くなる。


自由の効かない状態に体がイライラしはじめる。
寝たいのに寝れないの繰り返しで1時間に1回ペースで目を覚ます。
毎回時計を見てはあまり時間がたっていない事に気が沈む。
「せめて尿道の管が取れるまで後○時間…」そう考えながらうんざりしてた。

 

眠れなさそうにしてると母や叔母が気遣ってどうにか楽にならないものかと工夫をしてくれるんだけど…中々体のいらいらは取れない。
このイライラしてる僕の面倒を見てくれた母と叔母にはマジで感謝です…。

 

昔から体の自由が利かなくなるのがとても苦手で、体中がそわそわして「い゛い゛ぃぃぃぃーーーーーー」って感じになる。
(絶対伝わらない、この表現(笑))

 

なので狭い穴の中とかで動けなくなったら発狂して死ぬと思ってる。
昔「福島女性教員宅便槽内怪死事件」ってのがあったんだけど

seesaawiki.jp

この見つかった遺体の状態。俺だったら確実に耐えれないわ。
体を動かせない、出れないなんて本当無理…

 

話それたけど、術後は体をほぼ動かせないので無理な人は結構辛いかも。